kishin 貴真

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20240122

/ART

設営完了 明日から個展

広島の袋町にあるギャラリー《gallery718》で、1月23日(火)~1月28日(日)の期間、個展を開催する。会期前日の本日は午後より搬入〜設営を行ってきた。

展示する作品は結局、絵画13点、塑像5点、ボードゲーム2点、その他、動画再生用のiMacや塑像の展示台、小さな作業椅子が2脚など、結構な体積の荷物となったので、レンタカーで借りた軽バンのトランクに入り切るのか梱包作業の途中から心配になったのだが、トランクはかなり広くて全然余裕で積み込んで運ぶことができた。

事前に会場図面に合わせた配置図を検討・完成させておいたので、当日は、梱包した作品や設営道具一式を運び込み、各所の寸法を計りながら配置図のとおりに淡々と設置していくという作業だけになる様にしておいた。ただ、照明だけは設営当日に現地でライトを調整しながら多少の試行錯誤が必要であったが、このギャラリーのスポットライトは一灯ずつスマホアプリで照度と色温度をコントロールできて面白かった。

こういう作業をする時には音楽があった方が愉快にできるので、先日修理したばかりのBluetoothポータブルスピーカーBeoplay P2 を持ち込んでBGMを流しながら作業を行なった。この日の気分は、前半はPeter Murphyからの後半はNizaであった。

“神のように創造し、王のように指揮を執り、奴隷のように働け” とは、かの彫刻家の言葉であるが、淡々とした肉体労働を行う段にあってはまさに「我は奴隷のプロフェッショナルである」という意識で取り組むと苦痛ではなく面白さや心地よさを感じるようになることを私は知っている。だから、大抵の人が「面倒くさい」「やりたくない」と思うような作業でも、むしろ如何に高度に手際よく美しく見事に達成できるかという観点から自分自身を判定するゲーム感覚で取り組むことができるのは、私の才能のひとつだと思っている。

想像していたよりも多めに時間がかかってしまったが、搬入から3時間ほどで設営は完了。
今後の参考として設営後の状態の写真も数枚撮って、帰る。

個展は、明日から日曜日までの6日間の開催となるので、近くにお越しの際には気軽にお立ち寄りいただけると幸いである。なお、塑像については同時展示は3点のみとするプランのため、その日の展示作品情報はInstagramで毎日発信しようと考えている。

『貴真 個展 ~捨象主義から塑像へつながる~』
会期:2024年1月23日(火)~1月28日(日)
開廊:12:00–19:00 (最終日は16:00まで)
会場:gallery718 広島市中区袋町7-18

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