20250607

/PHOTOGRAPHSTRiDA

よしうみバラ公園を訪れる

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO TELEPHOTO MACRO 90mm F4:ISO200 f8 1/2000

旬の季節になったので、大島の吉海町にある《よしうみバラ公園》にふらっと行ってみることにした。このバラ公園には過去に何度か立ち寄ったことがあるのだが、バラが咲いている季節ではなかったので閑散としている印象だけが残っていた。

ディスプレイに貼られた操作説明シールは剥がさずに使っている

出発の前にまずはSTRiDAのタイヤの空気圧を適正にする。

訳あって、現在私のSTRiDAは前輪=米式バルブ、後輪=仏式バルブになっている。今まではずっとSTRiDA標準の米式だけで運用してきたのだが、仏式を導入したことで仏式の空気圧を計れるエアゲージが必要になった。その流れでとうとう手を出したのが《AAL 電動空気入れ》である。

電動式の空気入れの存在は知っていたのだが、手動の携帯ポンプを持っているので特に購入する必要もないだろうと思っていた。しかし、米式/仏式混在の使用環境になった事で、両タイプに対応していて空気圧測定も行える機能もついていることを知って試してみることにした。

電動空気入れ‥便利すぎる!

大きいLCDデジタルディスプレイで、操作も快適。タイヤに合わせた適正空気圧をセットしてボタンをワンプッシュするだけで空気の注入を開始して、設定値になったら自動停止してくれる。特に夏場は汗をかきながら手動ポンプをせっせと押していたのだが、電動だと追加の空気入れなら3~4秒で完了してしまうのはちょっとした感動体験である。

6000mAhの大容量バッテリーを搭載したUSB充電式なのだが、今まで10回程使っても3個あるメモリが1個しか減っていないので、1度の満充電でかなりの期間使えそうだというのも使い勝手が良くて気に入っている。また、小型なのでちょっと遠出する時にはパンク修理キットと一緒にキャリアに積んでおけるので安心だ。

ちなみに、ショップサイトにおける購入者のコメントで「仏式バルブでは空気が漏れる」というものが散見されるが、そんなことはなく問題なく使えている。想像だが、付属する仏式→米式変換アダプターの使い方を勘違いしているのではないかと思われる。このアダプターはバルブに被せるだけではなく、ネジ式なのでギュッと被せた後にしっかりと捻じ込まないと空気が漏れてしまうので注意が必要だ。

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO TELEPHOTO MACRO 90mm F4:ISO200 f4 1/4000

タイヤの空気圧が適正だとやはり走りが軽快になって心地よい。

今治から大島に架かる約4kmの来島海峡大橋を渡って大島に降りると、すぐに波打ち際が視界に入ってくる。さすが愛媛県だけあって、砂浜でも柑橘が波に揉まれている。もちろん仕込んだ訳ではなく、こんな光景を幾度も目にしているのでもう驚くこともない。

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO WIDE-ANGLE 35mm F1.9:ISO200 f8 1/250

海沿いルートをのんびりと走って30分とかからずによしうみバラ公園に到着した。
満開をちょっと過ぎた時期で、来場客も多く賑わっていた。

華やかな雰囲気の中をのんびりと歩きながら、気になる表情のバラがあればFUJIFILM X-E1にPANAGOR PMC AUTO MACRO 90mm F2.8をつけて撮影する。入手時からのお気に入りで持ち出す率がかなり高いレンズだ。

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO TELEPHOTO MACRO 90mm F4:ISO200 f3.2 1/640

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO TELEPHOTO MACRO 90mm F4:ISO200 f3.2 1/1000

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO TELEPHOTO MACRO 90mm F4:ISO200 f4 1/800

このマクロレンズで花や植物などを撮影している時は本当に愉しい。がっつり寄って絞りF4くらいだと被写界深度がとても薄くなるので、自分自身が微妙に揺れたり、呼吸をするだけでも狙っている焦点から外れてしまうため、とても集中するのだがその集中して捉えようとする感覚がとても心地よくて、狙った通りのショットが撮れた時にはちょっとしたカタルシスを得ることができる。

FUJIFILM X-E1:Vivitar AUTO TELEPHOTO MACRO 90mm F4:ISO200 f5.6 1/400

このバラ公園は、様々な植物種に出会える植物園や花鳥園とは異なりバラだけがあるのだが、入場無料なのでサイクリングの途中にふらっと立ち寄ってちょっと休憩するのにも広々としていて良い所だと思う。そして、見て回ってみれば意外と知らないバラの名前に「ダイナマイト」「スージーQ」「小夜曲」などと興味深いものも多い事に気づいたりなどと、思わぬ発見があるかもしれない。

これからどんどんと暑くなっていく季節。日光を遮るものが何も無いしまなみ海道の橋上を自転車で走行するには少々厳しい季節になっていくが、そんなサイクリングを少しでも快適にする狙いで、STRiDAにRIXEN&KAULを導入してみようと計画している。それについては、また別の記事で紹介できたらと思う。

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