20241129

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IKEUCHI ORGANICを訪れる

銭湯や日帰り温泉に行くときに使用している銭湯タオルは、発売以来ずっと愛用しているお気に入りなのだが、湯上がりに髪の毛の水分を吸収するには既に濡れた状態では少々役不足なので、湯上がり用のもう一枚として何かちょうど良いタオルを購入することにした。

今治に来てから気がついたのだが、ここは、いつも使っている銭湯タオルのメーカーである《IKEUCHI ORGANIC》のお膝元で、市街地からちょっと行ったところに今治ファクトリーストアがあるということなので、更なるお気に入りの一枚を求めて訪ねてみることにした。

せっかくなので購入するのはやはり “今治タオル” がイイ。

ちょっと風はあるが晴れた日にSTRiDAに乗って西に向かって走る。途中にあった姫坂神社に立ち寄って参拝などをしながら、急がず迷わずに走ること30分ほどで到着した。

ゲートの社名表記は銭湯タオルのユーザーには馴染みのある黄色の「I」のマークでそれとすぐに分かる外観になっていた。建物の方(冒頭写真)も、タオルのタグと同じ黄色で白中抜きの「I」マークという遊び心のあるあしらいになっている。

駐車場の端の方にSTRiDAを停め、ショップはどこだろうかとぐるりと敷地内を見回してみるとゲートを入って左側にショップらしき建物があったのだが、そこではなくゲート正面に「IKEUCHI ORGANIC Factory Store」というシンプルな看板があって、その脇の小さなドアが入口になっていた。

「OPEN」という表示があるので間違いはないと思いつつも、あまりショップっぽくない入口の雰囲気であったため、もしかしたら「従業員以外立ち入り禁止」のエリアなのではないかと疑いながらそぅ~~~っと入ってみると、決して広いとは言えない店内に先客が1組居てスタッフさんとやりとりをしていた。

邪魔をしないように静かに入店して、借りてきた猿のように興味深く店内を見て回る。

その中で、目的の用途に合いそうなタオルを2種類見つけた。『銭湯バスタオル』と『サウナタオル』。どちらも銭湯タオルよりも大きいサイズで吸水性があって、畳めば程よくコンパクトになるので持ち運びに良さそう。

ただ、触ってみた感触として銭湯バスタオルの方は銭湯タオルの大型版という感じなので、私の用途の場合にはどうだろうかとスタッフさんにアドバイスを貰いながら、より吸水性があるということでパイル地部分を持つサウナタオルの方を選んだ。このタオルはホワイト/エメラルド/チャコールグレイの3色が用意されていて、スタッフさんが「一番出ますね」と言っていたチャコールグレイを購入することにした。

目的にあった良さげなタオルを入手できて満足だ。
今後は浴室内には『銭湯タオル』を持ち込み、湯上がりには『サウナタオル』をバスタオル代わりに使うという運用をしてみたいと思っている。ただ、使っているうちに『サウナタオル』1枚だけになっていくような気がしないでもない。そのあたりは色々と試しながら “今治タオル” を愉しんでみたいと考えている。

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