
近年の年末には必ず締詣をしていたのだが、今年はギリギリまでバタバタしていて時間が取れなかったので大晦日の午前中にようやく大掃除を済ませて、STRiDAのクリーニングやメンテナンスをして過ごした。お昼時になりお腹が空いたので冷蔵庫を開けて何を作ろうかと考えた。正月用として買っておいたみつ葉や数の子が目に入ると、もうすっかりお雑煮モードの口になってしまったので、一日早いがお雑煮を作って食べることにした。
お雑煮は日本各地で地域ごとの伝統的な作り方があるように思う。白だしベースのものや味噌味のもの、甘い餡入りの餅を使うもの、具沢山なタイプや逆にシンプルで上品なタイプなど様々にあるようだが、私の作るお雑煮は伝統を受け継いだものではなく、自分で毎年作りながら結果として好きな具材だけが残って定着したように思う。
みつ葉、数の子、鶏もも肉、どんこ、丸餅。これを白だしベースのつゆで戴くのが良い。みつ葉は飾り程度ではなく多めに入れたい。数の子はちょっと値が張るがやっぱり入れたい。鶏もも肉を煮込んで出てくる脂はいい仕事をする。今回はどんこを切らしていたので干し椎茸スライスで代用したが、まぁ悪くはない。鷹の爪をちょっとだけ効かせると味が締まるので忘れてはならない。
美味しく出来た一杯を食べ終わって、まったりな時間は幸福至極。
様々な変化のある世界の中で、良い状態に安定させることの難しさを実感する年だったと共に、その難しさにアグレッシブに立ち向かった結果として充実した年でもあったな、などと一年間を振り返りながら、ゆっくりと流れる時間を家で味わう大晦日を過ごしているが、こういう時間もまた良いものだ。
“変化を恐れるようになった時、その者の人生は既に終焉している” というある哲学者の言葉を忘れることなく、常に変化を受け入れ愉しめる人間で在りたいと思う。
2025年も有り難うございました。
2026年も宜しくお願い申し上げます。