kishin 貴真

20200303

/OTHERS

ストライダに三ヶ島FD-7

三ヶ島 MKS FD-7

去年あたりから、ストライダ(STRiDA)の漕ぎ出しの時にペダルから足を踏み外すことが多いなぁと何となく感じていた。初めの内は気にしていなかったのだが、気になり始めるとすごく気になるもので、ペダルを観察してみると、滑り止めとなるラバー部が完全に磨り減ってグリップ機能が失われていた。

まぁ、STRiDAはガシガシ漕いでスピードを出すような乗り物では無いので、ペダルの靴底への食いつきが悪くても一向に構わないといえばそれはそうなのだが、良い機会なので気分転換としてベダルを交換してみることにした。

現在乗っているSTRiDAは2代目となる。調べてみると、今まで使っていた折り畳みペダルは《キャプテンスタッグ Y-2647》という製品で、初代のSTRiDAを購入した2012年頃から使っており、折り畳み機構についてはバネの劣化などもなく現役で問題なく機能してくれている。今だに回転の渋さも無くクルクルと良く回る。安価な製品ではあるがなかなかコスパの良いものであったらしい。初代と2代目の間には1年程のブランクがあるので、気がつけば6~7年も頑張ってくれたことになる。つまり、滑り止めラバーなど数年前には既に磨り減って機能しなくなっていたのに気にしなかっただけかもしれない。

換装する新しいペダルは、業界では評価の高いMKS(三ヶ島)製の折り畳みペダル《FD-7 ブラック》にした。ボディーはアルミ製なので、使っていく内にグリップが磨り減って丸く滑りやすくなっても鉄工ヤスリでエッジを立たせれば復活させることができそうだ。折り畳み機構も軽くスムースでとても使いやすい。

三ヶ島 MKS FD-7/キャプテンスタッグ Y-2647

実は、今までのペダルY-2647は折り畳み機構のバネがとても強く、指で押す程度では動かずに、手のひらを当てて肘から力を込めるイメージのパワーが必要で、慣れない頃には何度か手のひらの肉を挟んで痛い思いもしているので折り畳みの度に若干の緊張を伴うのは欠点といえる部分であった。その点、FD-7の折り畳みの指でつまめる軽い感覚、けれど精巧に造られているのが分かるカチッとした駆動はとても心地よく、この製品を選択して正解だったと思わせてくれる。

三ヶ島 MKS FD-7/キャプテンスタッグ Y-2647

サイズ的な違いも確認してみた。

開いた場合のネジの付け根からの長さは、Y-2647は108mmで、FD-7は100mm。幅は70mmと65mmなので、FD-7の方が全体的にコンパクトになるが漕ぎに影響するような差では無かった。また、折り畳んだ際のシルバー部の出っ張りは共に54mmでこの点は変化無しなので、輪行袋に入れる際など今まで通りの使い方ができるので安心した。

ちなみに重量は、Y-2647が500gで、FD-7が487gなので、13gもの軽量化に成功したことになる。
たしかに、STRiDAを折り畳んで持ち上げる時に軽くなったのが実感できる(←嘘吐きが居る!)

STRiDA 三ヶ島 MKS FD-7

今までの樹脂製ペダルに比べて、FD-7は金属製ボディなので靴底 → ペダル → クランクへの力の伝わり方にロスが無くなったのか、漕ぐのが軽く滑らかになった印象がある。もしかしたら “ニューカマー・ハイ” で気のせいかもしれないが、硬性が高く高品質のボールベアリングも内蔵しているようであるし、いや気のせいでは無く確かな効果だと思われる。
※ニューカマー・ハイ:新しく入手した物を、その喜びから実際以上に高く評価してしまう心理的興奮状態。ファーストインプレッションなどのレビュー記事に多く見られる。時間が経てば冷静に評価できるようになる。という意味の私による造語。

三ヶ島FD-7は、価格的には今まで使用していたペダルの2.5倍以上の製品ではあるのだが、しっかりと造られている印象が強く、また構造的に簡単に劣化しそうな部位も見当たらないのできっと長く使い続けることができるだろうと期待している。

SARS-CoV-2だのCOVID-19だのがあちらこちらで厄介事を起こして全く困ったものだが、そんなことには必要以上に消耗せずに楽しむべきところは楽しみたいものである。もう少し暖かい気候になったら、またNikon Dfをぶら提げてSTRiDAでふらりゆらりと未踏の地を走って周りたい。

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