気がつくと、愛してやまない折り畳み自転車《STRiDA (ストライダ)》のサドルが随分と劣化してしまっていたので新調することにした。

ほぼ毎日乗っているので表面がヒビ割れしてきた感じには気がついていたのだが「まぁ、まだ大丈夫か」と乗っているうちに、両サイドが裂けて中の黄色っぽいスポンジが見えている状態になっていることには最近気がついた。

というわけで、同じサドルを注文して早速付け替えた。

気に入っているのはVELO社の《Plush VL6146》というサドルで、ちょっと大ぶりだがその分クッション性が高くて数時間乗っていてもお尻が痛くならない。これで3回目の購入となる。

前回購入したのはいつだったか調べてみると、2017年12月だったので、ちょうど6年間使用できたことになる。これだけの期間使用した結果、表面カバーの劣化はしたもののそれ以外の構造的な不具合やクッション性の低下はしていないので優秀なサドルだと思う。

新旧のサドルを比較してみる。
同じ商品なので外観はおおむね同じだが、裏返して見てみるとこの期間に改善されているのが見て取れる。前後に樹脂製のパーツが追加されて、おそらくは強度や耐久性が向上しているのだろう。付け替えて乗った感じでは違いは分からないが、信頼していたものが更に改良されているという事実は、メーカーに対する安心感につながる。

なお、STRiDAのサドルの付け替えにはちょっとしたコツがあり、それを知らないとかなり難儀することになるのだが、3回目となる今回はスムースに付け替えることができた。このことは過去記事にも書いているので、付け替え作業で困った場合には参考にしてもらえればと思う。

季節は紅葉狩りだ。
今年もそろそろ見頃なので、広島県内の名所である佛通寺や宮島に、そして今年はまだ行ったことのない尾関山公園にも紅葉を見に行きたいと思っている。天気の良い日を選んで、新調したばかりのサドルと共に気持ちよくサイクリングを愉しみたい。