kishin 貴真

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20230709

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梅雨の休息 戸河内からの三段峡 Ⅰ

FUJIFILM X-E1:PANAGOR PMC AUTO WIDE-ANGLE 28mm F2.8:ISO200 1/100

今までホタルを見たことが無かったので、幻想的に光って漂っている光景を見たくて、ホタルの名所と云われている三段峡に行ってみることにした。

三段峡へは以前訪れたことがあり、その時は数時間かけて渓谷内を散策したり渡し船に乗ったり雄大な三段の滝を眺めたりしてとても満喫したのだが、現在は自然災害の影響で渓谷内には通行止めの箇所が多く、正面入口から渓谷に入った場合は20分程度しか散策できない状態となってしまっている。

幸い、ホタルに出会えるエリアは通行できる範囲にあるのでホタル鑑賞に影響はないが、三段峡散策が目的の客はほぼ訪れない状態で、梅雨の時期でもありとても閑散としているだろうことを予想してホテルを予約した。こちらとしては静かにゆっくりと過ごせるのは悪くない。

FUJIFILM X-E1:PANAGOR PMC AUTO WIDE-ANGLE 28mm F2.8:ISO200 1/1600

広島バスセンターから高速経由のバスに乗って1時間程度で途中の戸河内ICに到着。ここで一旦下車して昼食をとると決めていた。向かったのは戸河内ICからちょっと歩いた所にある《そば処 松蕎庵》。

梅雨の合間だが晴れて気温が上がっていたこの日、開店の数分前に到着した時には汗だくになっていた。店の側でブラブラしながら開店するのを待っていると、店員さんが声をかけてくれて開店前の涼しい店内にどうぞと招き入れてくれた。こういう気遣いはとても有難い。

ノンアルビールに鴨せいろを注文。乾いた喉にノンアルビールはよく沁みる。鴨せいろは、程よく鴨の旨味と脂味が染み出した汁が美味しくて、蕎麦もしっかりとした歯応えと香りのある美味しい蕎麦でわざわざ立ち寄ってよかったなと思いながら味わった。食後にいただいた茶そばういろうも初めての優しい味で良かった。

お腹も満たされ、再びバスに乗って三段峡に向かった。

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戸河内ICから三段峡まではバスで15分弱なのであっという間に到着。ホテルのチェックイン時刻までまだ時間があるので、三段峡内を散策することにした。

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通行止め地点の赤滝までゆっくりと歩きながら、水の音や鳥の声や光の揺れを楽しんでから引き返して、《三段峡ホテル》にチェックイン。

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宿泊した部屋は、渓谷の入口から山奥へと視線を投げることができる見晴らしの良い部屋でとても良かった。早速、浴衣に着替えて温泉に浸かって足を休めたあと、想像以上に品数の多い夕食を美味しくいただいてから、この旅行の目的を果たすために身支度を整えて20時頃に外に出た。

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