kishin 貴真

20171230

  /  STRiDA

STRiDAをもう一度

STRiDA ストライダ 5.0JP

2014年に神奈川から鹿児島まで自転車で旅をした。4ヶ月間の旅に使用した自転車が《STRiDA(ストライダ) LT》だったのだが、それが破損した時に旅を終了し、その後は自転車を所有しない期間が続いていた。

しかし、やはりSTRiDA熱が自分の中にあり周期的に「もう一回買おうかなぁ〜」と考えることが多くなっていたのだが、所有物を増やしたくないという葛藤もあり、またそれなりの値段がするものでもあるので躊躇っていた。ここ数ヶ月はamazonのお気に入りリストにSTRiDAを入れては、価格の変動をチェックしていたのだが、クリスマスの夜に確認してみると何故か4万円台にまで値段が下がっていた。もちろん、チャイニーズ製の低品質な類似品ではなく、正規のSTRiDAだ。もしかしたら、クリスマス限定の値付けなのかもしれない。以前から買いたいと考えていたものが、突然、安値で目の前に現れたのは“買うべき時が来た”という証しだと認識し、2代目のSTRiDAをとうとう購入する決断をした。

翌日、同じ商品を確認すると、7万4千円にまで値段が戻っていて、自分の認識力の勝利を実感した。

STRiDA ストライダ 箱

STRiDAに標準で搭載されているサドルは硬く、お尻が痛くなるという意見が多い。個人差や相性もあるだろうが、私も例に漏れずこのサドルでは30分と乗っていられないことを既に知っているため、STRiDAの注文確定後すぐに、交換用のサドルも注文した。VELO『Plush VL6146』という商品。このサドルなら、1日10時間でも乗れることを実体験として知っている。

STRiDAのサドル交換に関してはちょっとしたコツがいるので自分のためにも書いておく。

というのは、以前交換した時も、サドルがプラスティック製のサドルラックにすご〜く硬くはまっていて、取れないし付けられないしで相当てこずった記憶はあったのだが、果たしてどう解決したのかは覚えていなかった為、今回も無駄に時間を費やしてしまった。で、前回同様に到達した解決策は、マイナスドライバーなどの硬い棒状の物を使って、支点=サドルラック、作用点=レールになるようにテコの原理でサドル下部にある金属製のレールを広げるようにして外すと簡単に取れる。

付ける場合は、まず、サドルのレールの片方をサドルラックの溝にはめてから、もう片方のレールをマイナスドライバーを使ってテコの原理で広げつつサドルラックに押し入れる感じでOK。これを腕力だけで行おうとしてもまず上手くいかない。力任せでも外すことは何とかできたが、大の大人男子が本気で全体重をかけて押し込んでも付けることはできなかったのだから、テコの原理って改めて凄いと思う。

STRiDA 取扱説明書 サドル交換

…という作業内容は、実はSTRiDAの取扱説明書の9ページに記載があるのだが、この取扱説明書は商品に同梱のCD-ROMにPDFファイルとして収録されている。その事実には、今回の組立て後にようやく気がついた。自転車に付属のCD-ROMなんて大した内容ではないだろうと全く確認をしなかったのが失敗だった。今回、この取扱説明書の内容を確認してみると、ベルトやブレーキの微調整の方法や、全体の分解図、各部パーツの交換方法など、想像以上に細かく記載されていて感心した。STRiDAの購入後にはざっとでも目を通しておくことをオススメする。

なお、付属のCD-ROMが手元にない場合には、オフィシャルサイトからもこの取扱説明書[PDF]を確認できる。

今回購入したSTRiDAのタイプは、以前の『LT』とは異なる『5.0JP』というモデルだが、大きな違いといえば、ホイールがキャストではなくスポークであるという点。キャストホイールは折れないという点で信頼が厚いが、硬い分、振動の吸収も少なく乗り心地が硬くなるというデメリットもある。その点で、スポークはどうなのだろうかと検証してみたが、正直言って、違いはよく分からなかった。LTに乗っていたのが3年以上も前ということもあり、微妙な乗り心地の比較は既にできないが、スポークホイールでもSTRiDAの楽しい乗り心地は健在だった。やはりこの自転車の楽しさは格別である。

それと、LTとの違いで嬉しい点がひとつあって、それはキャリアが金属製だったこと。

LTの標準キャリアはプラスティック製で、耐荷重は確か3kgだった。荷物で3kgというのは意外と簡単にオーバーする。そのうえ柔らかいので、ちょっと重い物を乗せると左右にグニョグニョ揺れて乗りにくくなるために、前回はすぐにオプションの金属製キャリアに交換した。こちらは、耐荷重10kgなので実使用では問題ないし、何よりも横に揺れなくなる為、とても快適になる。今回も、様子をみて交換が必要だろうと思っていたのだが、STRiDAが到着してみると金属製のキャリアが付属していて、これは嬉しいサプライズであった。もっとも、オフィシャルサイトのスペック表をよく見てみれば、5.0JPモデルでは『ALLOY CARRIER』とキチンと記載されているので、サプライズでも何でもないのだが…。

広島には市電が通っているが、何故か私が気に入っている場所や店は、市電の電停から遠い場所に位置している所が多い為、市電を使っても結局は歩く距離も長いと常々感じていた。これからはまた以前のように、STRiDAが大活躍してくれるだろう。

そして、春が来て暖かくなったら、4ヶ月の旅とまではいかなくても、少し遠出をしてみるのも良さそうだ。安芸の宮島なら1時間半ほどで行ける距離だし、港からフェリーに乗って、まだ行ったことのない近隣の島にふらりとおにぎり持参で探索に出かけてみるのも楽しそうだ。暖かい季節が待ち遠しい。

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